感情

かつんせくぞなど。エントリによって人格が違う

STAY HOMEしてたら嵐とそのオタクに自宅包囲されてた

私は嵐というアイドルグループの存在を12年ほど前には認知していました。しかし、大きく興味を示したことは正直一度もありませんでした。

 

小学生の時に嵐ブームが巻き起こり、友達に「嵐の中で誰が好き?」と度々聞かれるようになり、その会話で嵐を知った私は当然答えることができず、周りが誰が好きなのかそれとなく聞いてから「私も」と答えるくらいには無知でした(周りは大抵「翔くん」と言っていたので合わせていました)。

 

メンバー全員をようやく認識し、5年ほど前にKAT-TUNに落ちジャニオタになってからも嵐に対しては"国民的"アイドルという認識であり、私はオタクのマインドでは向き合わなくていいかな、と思っていました。

 

そんな私が、2020年の外に出ることができなかった所謂「STAY HOME期間」に嵐に落ちた話、そこで変わった嵐への認識を、初めて嵐のコンサート映像を見て半年が経った今振り返ってみようと思います。

 

 

 

 

4月

 

KAT-TUN LIVE TOUR 2019「IGNITE」発売

いきなり自軍の話なのですが、これがなければ私は嵐を見ていなかっただろうと思うので。

去年参戦して感動した大好きなKAT-TUNのコンサートが4月8日、ついに円盤化しました。なんとかしてその良さを広めたい私が大学の嵐担の友達に発売したばかりのIGNITEの円盤を押し付けようと連絡したところ、友達の方からも円盤を貸してもらえることになりました。

 

 

 

・「untitled」YouTubeで無料公開

何を隠そう私は「untitled」落ちのオタクなので、ライブ映像が公開された4月11日はターニングポイントとも言える重要な日でした。

さっきの円盤は?と思った方がいるかもしれません。そう、私がさっき(映像公開の数日前)借りてきたDVDこそが「untitled」でした。

借りてきてすぐには見れていなかったのですが映像公開の知らせを見て驚き、せっかくだからこのタイミングで借りた円盤で「untitled」を見よう!ということになりちょうど全世界の人が映像を見られるようになったタイミングで私も見ることになったのです。

 

 

 

・「untitled」を観た

「ペンライト自動制御」と聞いて、せいぜい会場中のペンライトが同時に点滅する光景(それでも凄いはず)を予想して「untitled」を見た人の気持ちが貴方に想像できますか???

かねてより演出厨だった私はライブ1曲目「Green Light」イントロの、コンマ何秒の切り替えで色が変わっていく客席を見て度肝を抜かれました。あまりにも想定を超えた演出で、最初数秒は本気で拡張現実の類を見ているのかと思いました。

それからも次から次へと驚きは続きました。事前に友達からクソデッカいと聞いてはいたにもかかわらず「I'll be there」のクソデッカスクリーンのあまりのクソデッカさに思わず爆笑し、「UB」のダンスに謎の涙を流し(UBでは自動制御が光量の調節までできることを知り頭おかしくなった)、「つなぐ」の大野さんのダンスに魅入り、「Sugar」でいよいよ何が何だかわからなくなり、「光」で本格的に救済され、「Song for you」で外野の者ながら涙を流し、感動的な終わり方だった…としみじみする間もない「「未完」」にて放心し、とにかく心が忙しく見たことのない演出と見たことのない嵐に"オタクとして"圧倒され続けました。

この時点で既に私は「untitled」担でした。

 

 

5月

 

・二宮さんが先週よりかっこいいことに気付く

私が「untitled」きっかけに嵐を気にし出したタイミングで、二宮和也さんがかっこよくなり始めたことに気付きます(…)。

 

ちょうどこの頃嵐にしやがれでネコ耳の幻覚を見たり*1フォロワーから迷宮ラブソングのPVが送られてくるようになります。私そんなにネコ耳好きって言った?

 

 

・Hope in the darknessを見てジャニーズ観揺らいだ

 

https://jn-zzz.hatenablog.com/entry/2020/06/03/013638

 

自分のブログの紹介すな

 

 

 

・嵐出演のドラマを見始める

 

オンライン授業で大学に行くことがなく本気で永遠に家にいた(現在進行形でいる)ので、せっかくだからドラマや映画を見てみることにしました。

同フォロワーから二宮さんのメイド服姿の画像が突如送られてきたことをきっかけに山田太郎ものがたりを見始め、それを皮切りにDVDを複数枚借りては次に返す時に別の作品を借りる生活が始まり、今も続いています。嵐の映像作品に関する知識が本気で人並み以下なもので新しく観るにも無限にあるため戸惑いつつも、家にいてやることがない時間をほとんど嵐で埋めるような生活になっていました。

 

〜9月は大学の夏休みだったこともあり、とにかく貸していただいたライブDVDを観たりドラマを観たりな生活だったので割愛。まだ二宮さんの主な作品も観終わっておらず、正直そのタイトルの数に驚いています…

 

 

 

 

10月

(かなり飛びましたがひたすらライブ見てドラマ見て映画だったので特に紹介することもないかと……)

 

・映画「浅田家!」を観る

数ヶ月前に「二宮さんは演技が上手い」ということを知ってから少し調べたところ主演映画の公開を控えていることがわかったのですが、まずそれが凄い。気になり始めて数ヶ月で主演の新作が出ることが決定してたの強くない、、、?

結論から言うと『浅田家!』めちゃめちゃ良かったです。色んな家族、いろんな愛に関わる浅田政志という人を演じてらっしゃる二宮さんが素敵で、表情一つ一つに説得力と優しさが見えて、初めてリアルタイムで見た二宮さんの作品がこれで良かったなぁと思いました。

 

二宮さんのこと、ずっとテレビでたまたま見た「ゲームしててゆっくり捻挫した」人のイメージで(これしか知らない話のインパクトが強い)、アイドルもめんどくさがってたりオタクに冷たいタイプの人じゃないのかな?と思ってしまっていたので、コンサート映像の笑顔やダンス、視線の表現力やお芝居での演技力なども含めてアイドルとしての正統な魅力がこんなにある方だったの?!と今更になり驚く毎日が続いています……

 

 

あとオタクの皆さんの包囲力が強い。オススメの曲とか円盤とかドラマとか聞くと即いろんな方から大量の知識を得られるので逃げられないんですよね、いや本当に感謝しています……

周りの方が皆優しくてそんなにウェルカムならもっと気になっちゃおっかな〜!!!ってなれて、嵐を見つけられて良かったなと思います。

 

 

そんな感じで家に篭る期間にいつの間にか嵐とオタクに囲まれてしまったわけですが、10年以上なんとなく存在は認識していたのに今更!と思うと同時に、こんな環境が揃った今だから知らな〜いで済ませず入っていけたんだろうな〜とかも思い、納得もしています。

 

 

色んなことに感謝しながら2020年いっぱい、嵐を楽しみたいと思います!というブログでした!

 

 

 

 

*1:5月23日放送、幻覚ではないようです。ちなみにうっかり録画消して大泣きしました…